【日本の宿 古窯】宿泊ブログ|山形かみのやま温泉で味わう夕食・口コミ・料金

こんにちは、旅行が大好きで年間20泊以上は旅をしているそらです。

2025年7月、夫婦で山形県かみのやま温泉にある人気の宿「日本の宿 古窯(こよう)」に泊まってきました。

古窯は「料理が美味しい」「おもてなしが素晴らしい」と口コミで評判の旅館で、実際に訪れてみるとその噂どおり。温泉や食事を心ゆくまで楽しめて、「ここに来てよかった」と思える滞在になりました。

そら

料理とホスピタリティーが最高でした

この記事では、実際に宿泊して感じた 夕食や朝食の感想、客室や館内の様子、宿泊料金の目安 を写真付きで紹介します。

「古窯って本当に評判どおり?」と気になっている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

スタッフの皆さんの温かい対応のおかげで、滞在中はとても心地よく過ごせて「ここに来て良かった」と思える旅になりました。

ここからは、宿泊者目線での口コミや感想を写真付きで紹介します。ぜひ、次の宿選びの参考にしてください。

かみのやま温泉のグルメを知りたい方は、加茂水族館やかみのやま温泉グルメを巡る旅行記も参考にしてみてください。

目次

日本の宿古窯(こよう)|かみのやま温泉の人気旅館の魅力

古窯|おもてなしの魅力とは

「日本の宿 古窯(こよう)」は、プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選において、40年以上連続でトップ10入りという快挙を誇る、山形の名旅館です。

2025年のランキングでも、施設部門9位・企画部門9位・総合16位と、変わらぬ高評価を受けています。

館内で接したスタッフの方々は、フロントや客室係はもちろん、清掃スタッフの皆さんに至るまで、心のこもった丁寧な対応で迎えてくださいました。そのおかげで、私たちも滞在中ずっと心地よく過ごすことができ、「ここに来て良かった」と心から感じられる旅となりました。

そして、チェックアウトの際には、花笠を被ったスタッフの方々が笑顔でお見送りしてくださるという、心温まる演出もありました。最後の最後まで、旅の余韻を大切にしてくれるその姿勢に、感動を覚えました。

そんな「古窯」ならではのホスピタリティを、これからゆっくりご紹介していきますね。

日本の宿古窯|山形の味覚を堪能する夕食メニュー

古窯での夕食は、宴会場「紅の花」でいただきました。夕食はコース形式で、一品一品丁寧に提供されます。

古窯|山形牛のすき焼きを使った夕食メニューと口コミ評価

古窯の本日の夕食メニューです。あらかじめメニューがわかると、どんな料理が出てくるのか想像しながら、楽しみが倍増します。

こちらが、メインの山形牛のすき焼きです。1人分ずつ小鍋で煮込むスタイルで、自分の好みの焼き加減に仕上げることができます。

玉手箱のようなかわいい布を取ると、前菜が入った壱の重と弐の重があります。

とうもろこしの冷製スープは濃厚で、とてもぜいたくな味わいでした。

こちらは名物『古窯開運堂パイシチュー』。開運の紙をそっと開くと、パリッと香ばしい熱々のパイシチューが現れます。

山形牛のすき焼きはとても柔らかく、旨みがたっぷりです。口に入れた瞬間、とろけるような食感で、ご飯がどんどん進みました。

ご飯は、山形県産のブランド米「つや姫」。つややかで甘みがあり、食事の締めにぴったりでした。ご飯のお代わりもできるそうで、夫は何度かお代わりしました。

デザートは古窯特製壺プリン。濃厚なたまごの風味と、やさしい甘さの黒蜜が絶妙に合わさり、ひと口ごとに幸せを感じる美味しさでした。

驚いたのが、食後のスタッフさんからのひと言。

スタッフさん

お部屋でお困りのことはありませんか?

そら

実はお部屋にピッチャーを見つけたのですが、どこでお水を入れるか迷ってまして…

スタッフさん

お食事中にスタッフがお布団の準備をしています。その際、ピッチャーのお水も補充していますよ。

客室係の方にサービス内容を確認されることはあっても、レストランのスタッフの方がこちらのお部屋の状況を把握して声をかけてくださる…そんな経験は、これまで数多くの宿に泊まってきた中でも初めてのことでした。

特に、レストランスタッフが客室の情報まで共有しているという連携は、今の時代ではなかなか見かけません。

このようなさりげない気遣いこそが、「古窯」の本当の魅力なのだと感じました。プロが選ぶ旅館で、長年連続して受賞する理由が、まさにここにあると思います。

夕食会場でアルコールなどのフリードリンクを楽しむ

古窯では、宴会場での夕食に限り、アルコール類のフリードリンクがありました。事前に知らなかったのですが、これはとても嬉しいサプライズでした。

すべてセルフサービスとなっており、他の方に気を使うことなく、自分のペースで楽しめる雰囲気もありがたいです。

アルコールは、生ビールハイボールのほか、赤ワイン・白ワインがしっかり揃っていました。お料理との相性を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

木樽の左が赤ワイン、右が白ワイン。この日の料理は牛肉が多かったため、私は赤ワインを中心にいただきました。

今回提供されたアルパカの赤ワインは、リーズナブルながらもしっかりとしたコクがあり、お家飲みにもぴったりです。気になる方は、ぜひご自宅でも楽しんでみてください。

デザートと共に、コーヒーをたしなみました。

想定外のアルコール飲み放題で、嬉しい驚きです。おかげで食事の満足感が一層高まりました。

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日本の宿古窯|朝食で地元料理を楽しむ

朝食会場は、夕食と同じ「紅の花」です。

日本の宿古窯の朝食の魅力は、山形の郷土料理を存分に楽しめる点です。さらに、契約農家「百姓園」さんから仕入れた朝採れ野菜が並びます。収穫からわずか数時間という新鮮さで、宿のおもてなしへのこだわりが伝わってきます。

日本の宿古窯の朝食会場「紅の花」

古窯は朝食も人気です。

山形の郷土料理を中心とした朝食メニューに、ワクワクが止まりません。

絶対に食べてもらいたい一押しメニューは、山形の郷土料理「芋煮」です。朝食ビュッフェ会場のメインシンボルとして、直径80㎝の特大の芋煮鍋がおかれています。

何回でもお代わりしたくなる、優しくほっこりとする味です。

厚焼き玉子は、だしがしっかり効いた風味豊かなだし巻き卵。ひとつずつ「古窯」の印が入り、目でも楽しめます。

里芋コロッケは、ホクホクの里芋をカラッと揚げた一品で、こちらも格別のおいしさでした。

山形県は、実はラーメンの消費量が日本一だそうです。県花・紅花の若菜を練り込んだ麺は栄養価が高く、ヘルシーに楽しめるのもうれしいポイントでした。

みそ汁は月替わりで具材が変わり、7月はつるむらさき。訪れるたびに違う味が楽しめるのは、リピーターにはうれしい工夫です。

おすすめの中でも、ぜひ味わってほしいのがフレンチトースト

手のひらサイズのトーストに、ホイップクリームとはちみつをたっぷりかければ、朝から至福のひとときです。朝に採れたての蜂ろうから取ったはちみつは濃厚で上品な甘さで、思わずもう一つ、と手が伸びてしまいます。朝食が特別な時間に変わります。

他にも、ずんだ餅やフルーツポンチ・ヨーグルトなどのデザート多数です。

日本の宿古窯、朝食会場にて記念撮影

朝食を終えて席を立つと、スタッフの方が気さくに声をかけてくれ、思い出の一枚を撮っていただけました。

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日本の宿古窯の部屋|和室とアメニティーの紹介

古窯の部屋|和室の設備

客室は昔ながらの和室でした。畳の香りが心地よく、久しぶりにほっとした気持ちになれました。

館内着は華やかな花柄の浴衣でした。上着の羽織は夏用の涼しい素材で、細かい気配りを感じます。

押し入れには、タオルと一緒に湯かごもあります。温泉へ行くとき、湯かごがあると便利ですよね。

お風呂とお手洗いは、清潔感を感じます。お手洗いは独立しているところも、個人的にはポイントが高いです。

洗面台が2つあったため、広々と身支度ができた点はプラスポイントです。

部屋にはお茶セットが用意されており、ティーバッグではなく茶葉で提供されていたのは初めての体験でした。香ばしいお茶にほっと心が和みました。

テーブルには、和風のお茶請けがありました。オリジナルの古窯のクッキー「らくやき」は、絵付け体験で使用されるお皿をイメージして作られています。サクッとした食感で、とてもおいしかったです。

部屋の鍵は昔ながらのタイプです。2つあったため、お風呂上りに自分のタイミングで部屋に帰れるのが便利でした。

古窯|館内着とアメニティの詳細

古窯は、ロビーに「セレクトアメニティルーム」があります。好きな柄の館内着を手に取って部屋へ向かいます。

日本の宿古窯、セレクトアメニティルームの館内着
セレクトアメニティルームの館内着
日本の宿古窯、セレクトアメニティルームの子供用の館内着
子供用の館内着

館内着の浴衣が、柄違い・色違いで多数並んでいます。男性用はもちろん、子供用も複数の絵柄がありました。

アメニティは、必要なものを手に取っていきます。部屋にはアメニティがありませんが、これだけあれば十分ですね。

私はフェイスパックがとてもうれしくて、温泉後にフェイスパックで保湿しました。

・化粧水
・乳液
・メイク落とし
・洗顔料
・フェイスパック
・男性用マルチウォッシュリキッド
・男性用ヘアトニック
・歯ブラシ
・かみそり
・コーム
・ヘアブラシ
・シャワーキャップ
・コットンセット

私は、こちらの浴衣にしました。部屋の押し入れには、ピンクの羽織も入っています。夏でも涼しいメッシュ素材の羽織で、心遣いを感じます。

古窯|部屋飲みで山形クラフトビールとポテチを楽しむ

夕食後は売店で購入した「米沢牛ポテトチップ」と地ビール「蔵王ブルワリー」のクラフトビールを持ち帰り、客室でゆったり部屋飲みを楽しみました。

米沢牛ポテチは軽い食感で芋の風味がしっかり。牛パウダーの旨みが効いて、クラフトビールとの相性も抜群です。
気に入った方は、自宅でも楽しめますよ

特に「山形さくらんぼエール」はフルーティーで飲みやすく、「松の森エール」は爽やかなホップの香りが心地よい一杯。温泉宿ならではの非日常空間で、山形の味覚を満喫できる贅沢な時間となりました。

日本の宿古窯|宿泊料金は?時期別の価格目安を解説

古窯|宿泊料金の値段目安

下の表では、1泊1名あたりの料金を【プラン × 時期】別にわかりやすくまとめました。予約の目安にどうぞ!

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シーズン素泊まり朝食のみ夕朝食付き(2食付)
閑散期13,000円15,000円25,000円
通常期15,000円18,000円35,000円
繁忙期22,000円28,000円55,000円

閑散期:1月中旬~2月、6月、11月など
通常期:4月~5月、9月~10月など
繁忙期:GW、お盆、年末年始、連休など

実際の料金は部屋タイプ・曜日・予約タイミング・キャンペーン等で変動しますので、最新情報は公式サイトなどでご確認ください。

古窯|今回の宿泊料金はこちら

今回の「日本の宿古窯」の宿泊料金は、大人1泊2食付きで、1人約18,850円でした。古窯の宿泊費は、部屋タイプやシーズンによって幅があります。

このホスピタリティの高さと、食事内容、温泉をトータルで考えると、とてもお得に感じました!

昔ながらの旅館で、女将さんの接客で安心感を得たい、とにかく癒されたい大人世代の方には特におすすめです。

料金プランの予約サイト比較

古窯は、インターネットだけでも様々な旅行会社を通して宿泊の予約ができます。

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予約サイト一休.com
日本旅行
楽天トラベル
じゃらんnet
特徴・強み大人向け温泉ホテルに強く、上質な写真とレビューが魅力創業100年以上の老舗で安心感あり
高級旅館や温泉旅行プランも充実
ポイント還元が高く、お得に予約できる掲載数・口コミが豊富で比較しやすい
料金目安
(2025年8月現在)
約20,000円~/ 1泊2食約24,000円~/ 1泊2食約21,000円~/ 1泊2食約20,000円~/ 1泊2食
ポイント還元
・特典
一休ポイント+限定クーポンあり高級旅館や温泉旅行プランも充実楽天ポイント1〜2倍以上(条件付き)リクルートポイント+限定クーポンあり
サイトの
使いやすさ
★★★★☆★★★★☆★★★★★]★★★★★
向いている人上質な空間と雰囲気を大事にしたい大人旅店舗・電話予約をしたい人など、幅広い年代に対応お得にクーポンを使い予約したい人宿をじっくり比較して選びたい人
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かみのやま温泉日本の宿古窯|基本情報

日本の宿古窯は、山形県上山市(かみのやま)にある温泉宿です。

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ホテル名かみのやま温泉 日本の宿 古窯
住所〒999-3292 山形県上山市葉山5-20
電話番号0570-00-5454 受付時間 9:00 ~ 18:00
客室数24室
チェックイン15:00
チェックアウト10:00
運営会社株式会社古窯ホールディングス
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この記事を書いた人

温泉好きな夫婦が、ゆったりと寛ぐ大人の夫婦二人旅や女子旅におすすめする温泉宿を厳選して紹介するブログです。
航空関連業界で勤務して毎月旅行をする経験を活かし、落ち着いた大人のための温泉旅行や、贅沢×コスパのバランスが取れた宿泊体験をお届けします。
温泉宿のレビューや旅行のポイントもリアルに発信。

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