こんにちは、そらです。
今回は富山県の黒部宇奈月温泉にある「やまのは」に宿泊してきました。
黒部峡谷の玄関口としても知られる宇奈月は、自然の雄大な景色ととろりとした温泉が魅力の温泉地です。
今回訪れた「やまのは」は、コスパ抜群の宿でした!

土曜日に2名1室夕朝食付きで、宿泊料金が1人1万円台!
とくに楽しみにしていた夕朝食バイキングは、地元の鮮魚を使った寿司や揚げたて串カツ、鮎の塩焼きまで揃っていて…お腹も心も大満足。
地酒の飲み比べや、客室でのんびり地ビールタイムも楽しめるので、お酒好きな方にもぴったりの宿です。
今回はそんな「やまのは」の宿泊レビューを、写真とともにご紹介しますね。
家族連れやカップル、大人のグルメ旅にぴったりの「温泉×バイキング」宿をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

黒部宇奈月温泉やまのはに泊まってみた|客室の雰囲気と過ごしやすさ
落ち着いた雰囲気で快適♪スタンダードツインルーム滞在記
今回宿泊したのは「スタンダードツイン」。
お部屋に入ってまず目に入るのは、ナチュラルな木目調のシンプルで落ち着いた空間です。

清潔感のある白いリネンに、深い緑の帯がアクセントになったベッドが2台。セミダブルサイズで、ゆったり眠れる広さでした。
ゆったり寝られるサイズ感でしたが、私にはちょっと柔らかすぎるかな?と感じました😅

窓際には小さなテーブルと椅子がセットされていて、部屋でのんびりお茶を飲んだり、旅の計画を練ったりするのにぴったりなスペースです。空気清浄機も置いてあるのがありがたい!

クローゼット代わりのハンガーラックやミネラルウォーターとお茶・ポットも設置されていて、必要なものはしっかりと揃っています。
お部屋に置かれていたのは、富山名物の富山吟撰堂「白えびせんべい」。
これまでいろんな種類を食べてきましたが、白えびの旨みをここまで感じたのは初めてかも。お土産にもおすすめです!

旅の思い出に、自宅でもこの味を楽しみたくなりました。
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やまのはの館内着・浴衣は?デザイン&着心地チェック
館内着は、ブルー地に月と流れ模様のデザインの浴衣タイプ。羽織にはポケットもあり、スマホを持ち歩くのに便利でした。
私は上下別の作務衣タイプが好みですが、浴衣も風情があっていいですね。


ここだけちょっと残念…部屋で実際に気になったポイント
残念だったのは浴室の清掃状況。バスタブの縁に、掃除で使った髪の毛付きのガムテープがそのまま張り付いて残っていました。
フロントへ言う程でもないかなと思い伝えませんでしたが、旅行の始まりにテンションが下がります。
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黒部宇奈月温泉やまのは|夕食バイキングで富山の味覚を満喫
バイキング会場『Seeds』のシンボル!圧巻の水槽に癒される
レストラン「Seeds」での夕食は、地元の食材を活かしたビュッフェスタイル。どれを取ってもレベルが高く、見た目も美しくて食欲に火が付きます。

レストランの中央には巨大な水槽があり、お魚の説明付き。子供が喜んで見に行っていました。

ライブキッチンで味わう!やまのはの夕食人気メニュー

バイキングが有名な「やまのは」、期待が高まります


特に感動したのが、目の前で握ってくれる寿司カウンター。マグロやサバの押し寿司、そして富山名物「ますの寿司」も並んでいます。

最初の一皿から、お寿司・揚げたての串揚げ・お刺身・サラダ・クラムチャウダーのパイ包みと、欲張って取りました!
個人的には、オクラと山芋の揚げたての串揚げが肉厚で一番おススメでした。

お寿司が気に入りすぎて、お代わりのお寿司と牛しゃぶ、豚肉のステーキ、温野菜、茶碗蒸し、グリーンピースのポタージュなど、お盆に乗る限り持ってきました。

大人気で何度か行ってようやく取れた「オマールビスクパスタ」。
香ばしい香りと濃厚なクリームが絶妙で、とても美味しかったです!

一番のおススメは、鮎の塩焼きです。内臓を取った鮎一匹を贅沢にその場で網焼きにされていて、ふっくらとした肉厚な鮎がとてもおいしくて、お代わりしました。
富山のブラックラーメンもありました。初体験でしたが、胡椒がきいていておいしいですね。

こちらはスープカレー。温野菜の上にかけて食べるスープカレーで、優しい味わいでお子様でも食べられる、万人受けする美味しいカレーでした。

最後に締めのデザート。オリックスリゾートで定番のプリンを始め、バスクチーズケーキ、レアチーズケーキブルーベリーソースかけ、桃とゆずのシトラスゼリー、抹茶もなかを取ってきました。
やさしい味わいですっきりと食べられた桃とゆずのシトラスゼリー、定番のプリンは特におすすめです。

濃厚で美味しいソフトクリームでした。夜しか食べられませんので、気になる方は夜にどうぞ。
アルコールメニューも充実!地酒やビールを楽しむひととき
飲み放題メニュー(フリードリンク)も充実しています。
2,700円と3,300円の2種類があります。違いは、お酒の種類ですね。

私たちは日本酒飲み比べセットをチョイス。「60ml×3 で1,200円」と「90ml×3で1,800円」どちらか選べます。もちろん、90mlをオーダー!
富山の酒蔵「林 百万石 純米吟醸」「季節の羽根屋」「季節の日本酒」3種の銘酒の味わいを比べるのも、また楽しい時間でした。


今回の私たちの3種の日本酒は、こちらにでした
私が一番気に入った「國酒探訪 立山」は、穏やかな香りと軽やかな口当たり、ほのかなフルーツ感とキリッとした酸味が心地よい、辛口の山廃造りの日本酒です。
私の2番手、そして夫が「これが一番おいしい」と絶賛していたのが「林 純米吟醸」。
富山県産の五百万石を使った日本酒で、しっかりとした旨みがありつつも、口当たりは驚くほど軽やか。ついもう一杯飲みたくなるおいしさでした。
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最後に、万人におすすめできるのが、「羽根屋 純米吟醸」。
爽やかで涼やかな味わいは、まるで夏の海風のよう。暑い季節にもスッと飲めて、どんどん進むおいしさです。
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夕食後はお部屋でまったり。地ビールとご当地おつまみを満喫
お腹いっぱい夕食を堪能した後は、お部屋でちょっとしたご当地おつまみタイム。
近くの売店で買った「宇奈月ビール」を2種と、氷見牛たなかのポテトチップを開けて、テレビを見ながらのんびり乾杯しました。

「宇奈月ビール トロッコ(アルト)」は、ドイツで親しまれているアルトビールのスタイルで、豊かな香りとやさしい甘み、そして深いコクが特徴の一杯。
地元・黒部で造られたクラフトビールというのも、旅先気分をぐっと盛り上げてくれます。
特にこのトロッコビールは、お肉料理と相性が良さそうな重厚感があり、氷見牛のポテトチップとの組み合わせもぴったりでした。
一方の「宇奈月ビール ぷれみあむ(ライスエール)」は、富山県産の特産米「富富富(ふふふ)」を使用したライスエール。お風呂上がりにぴったりのすっきりとした飲み口で、のどごしも軽やか。お刺身やお魚料理に合わせても美味しくいただけそうです。地元食材と地ビールのコラボ、旅の夜をゆったり楽しむのに最高のペアリングでした。
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こうしたちょっとした「おこもり時間」も旅の醍醐味ですね。
朝から幸せ気分♪やまのは朝食バイキング体験レポ
朝食は和洋バイキングスタイル。特に印象に残ったのはパンの種類の多さと完成度の高さです。

揚げたての肉厚のコロッケで作られた、名物「氷見牛のコロッケバーガー」は、特におすすめしたい料理です。

おにぎりは目の前で握ってくれるので、いつでも出来立てを味わえるのがうれしいポイントです。

左手のパン「照り焼きチキンとたまごサンド」と「バターあんサンド」は、特におすすめしたいメニューです。
名物の氷見うどん、とろろ昆布をのせるとぐっと風味が増して、思わずお代わりしたくなる美味しさでした。
また、ふわふわの「フレンチトースト」は、その場で焼かれていて熱々!生クリームをたっぷり添えて、朝から幸せ気分になれます。

デザートは他にもありましたが、控えめに(?)ヨーグルトとフルーツとチョコババロアで締めました。

レストランの外には、部屋へ持ち帰れるコーヒーマシーンが置いてあります。
ごちそうさまでした。
黒部宇奈月温泉やまのはで癒される|棚の湯の魅力を体験レポ
棚の湯で味わう、とろみ湯と絶景の共演
館内の温泉「棚の湯」は、大浴場と露天風呂が一体となった空間。
泉質はとろりとした肌触りで、湯上がり後はお肌がしっとりと潤う感じが残ります。
内湯からは外の景色が広がり、天気がよければ黒部峡谷の雄大な景色を望めるそうですが……私たちが訪れた日はあいにくの雨模様。
しかも、露天の前方では建設工事が行われて、向こうから見えるのでは?と気になってしまい、景色を心から満喫…とまではいきませんでした。
それでも、ややとろみのある湯に身をゆだねて雨音を聞く時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれる癒しのひとときです。
湯上がりラウンジでほっと一息
お風呂あがりには、同フロアにある「湯上がりラウンジ」へ。
こちらでは富山県産のはと麦茶が無料で提供されており、火照った身体をクールダウンできます。

座り心地のよいソファで、湯上がりの余韻をゆっくり楽しめるのは嬉しいポイントです。
黒部宇奈月温泉やまのは|館内施設の紹介
やまのは名物!黒部峡谷を望むラウンジでくつろぎ時間
やまのはの館内で特に印象的だったのが、広々としたロビーラウンジ。
落ち着いたロビーラウンジで、チェックイン前から無料のドリンクサービス(コーヒー・ココアなど)を片手にくつろぎます。


「やまのは」は、ロビーのラウンジから黒部峡谷のトロッコ列車が見られるのが特徴です。
大きなガラス窓からは黒部峡谷が望めるつくりで、晴れていれば川の流れや緑の山々を背景に、のんびりくつろげる絶景スポットです。

本来なら黒部峡谷の絶景が一望できるのですが、あいにくの雨模様・・・
山々の景色はもやの中にかすみ、視界もややぼんやり。それでも、雨音と木のぬくもりに包まれたラウンジは、ソファやカウンターが充実していて、旅の合間に一息つくのにぴったりの空間でした。
黒部・宇奈月温泉やまのは 基本情報
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やまのはへのアクセス
「やまのは」は黒部峡谷鉄道・宇奈月温泉駅から徒歩でアクセス可能。車がなくても楽しめる立地です。
※以前は送迎バスがあったようですが、現在(2025年6月時点)は運行していません。
- 車で行く(東京方面から)ETC料金 5,990円
練馬IC→関越・上信越・北陸道経由→黒部IC(約4時間20分) → やまのは(20分)
車で行く(大阪方面から)ETC料金 6,290円
吹田IC→中国・名神・北陸道経由→黒部IC(約4時間40分)→ やまのは(20分) - 電車で行く(東京方面から)11,550円
東京駅=北陸新幹線はくたか=黒部宇奈月温泉駅(最短2時間17分)→ やまのは(徒歩3分)
電車で行く(大阪方面から)11,970円
大阪駅—北陸本線サンダーバード—敦賀駅=北陸新幹線はくたか=黒部宇奈月温泉駅(約3時間15分)→ やまのは(徒歩3分) - 飛行機で行く(富山空港から)1,890円
連絡バス(約15分)~富山駅=北陸新幹線はくたか(約15分)=黒部宇奈月温泉駅 →やまのは(徒歩3分)

黒部宇奈月温泉やまのはの予約のポイントとお得情報
やまのはの宿泊料金はいくら?時期別の目安を一覧で解説
下の表では、1泊1名あたりの料金を【プラン × 時期】別にわかりやすくまとめました。予約の目安にどうぞ!
シーズン | 素泊まり | 朝食のみ | 夕朝食付き(2食付) |
---|---|---|---|
閑散期 | 9,000円 | 10,000円 | 13,500円~15,000円 |
通常期 | 11,000円 | 12,000円 | 16,000円~18,000円 |
繁忙期 | 13,000円 | 14,000円 | 19,000円~23,000円 |
黒部宇奈月温泉やまのは|今回の宿泊料金
今回の宿泊料金は、Yahoo!トラベルの大人1泊夕朝食付きのプランで、1人13,150円でした。
土曜日の宿泊にもかかわらず、相場よりも安く泊まることができました。
圧巻のバイキングとこのコストパフォーマンス、リピートしたくなるお宿です。
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黒部宇奈月温泉やまのはで気になった点も正直に
宿泊全体に大きな不満はありませんでしたが、2点だけ気になったことを正直にお伝えすると…
ひとつは、客室の浴槽にガムテープの残りがあったこと。おそらく清掃中のものと思われますが、少しだけ気になりました。
もうひとつは、朝の6時過ぎにフロントから間違い電話がかかってきたこと。「お世話になっています、やまのはです。タクシー1台お願いします」と間違えられたようで、びっくりしました(笑)。
お部屋にあったアンケートのQRコードから、今回気になった点はきちんと伝えさせていただきました。
宿泊まとめとおすすめポイント
総じて、「やまのは」は温泉もグルメも気軽に楽しめる、コスパ重視派にうれしい宿でした。
「豪華で贅沢」というよりは、実用性が高く、満足度もしっかり感じられるタイプの宿。
客層も幅広く、子連れファミリーでも安心して利用できる雰囲気なのが印象的でした。


黒部峡谷の自然を感じながら、地元の味覚を楽しめるバイキングと、リラックスできる温泉がそろった「やまのは」。
「ちょっといい温泉旅行がしたいけど、予算は抑えたい」
「家族みんなで、食事も温泉も楽しみたい」
そんな方にぴったりの一軒です。

次回はぜひ、紅葉や新緑の時期にもう一度訪れてみたいと思います。
